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富士登山



それは昨年の11月頃だった。『私たち来年、二度目の成人式だね。』Kuーさんが切り出した。

同じ年の私たち。(もうそんな年になるのか…もう、オバ…)等と軽く凹んでいると『私ね30代最後に富士山登りたいの!一緒に登りましょう!!』(なるほど、記念登山か…てっ、ワタシも?Kuーさん山行かないヒトでしょー!)『キミタン、登ったことある?』『…ない…』

『40歳になったら、富士山に登れないと思うの!』(そんな事はないデス。)『他にも声かけて登山部つくりましょう!!』

(…なにがKuーさんを突き動かしているんだ…やっぱ40ステージ突入前の最後のアガキ…)『Kuーさん、登りましょう!』


そんなエピソードから月日は流れ新年度、職場のトップが代わり、体制も変わり、3月11日あの壊滅的大地震が…。

日々忙しく、とくに管理職のKuーさんは様々な業務の処理に追われていた。『高尾山もいいかな…』と大きく標高が下がったとき。

『行きましょう、富士山!30代最後の思いでを作るのよ!!』と、戦隊ヒーローの第6のレンジャーさながら登場する、すこしお姉さんのOgyiーさん。すっかり企画倒れになったと思っていたワタシ。富士山熱が冷めだしたKuーさん。二人の頬を叩かんばかりに熱く燃えるOgyiーさん。

『私とMhu−さんも一緒に登るから!』かくして4人のパーティーが完成。部長に『4人のハイキングのお休み付けてあげましたからね。』と、(ハ…ハイキングって…)有り難いお言葉を頂、今後しばらくハードな勤務を覚悟する。(仰せの通りに…)『"園だより”の原稿よろしく。』(…課長代理…まだ登ってないし…遭難して還ってこないかも。)


富士登山の準備は進み、各々モチベーション↑↑

ついに8月23日〜24日登頂を成し遂げた!みんな頑張った!ヤリキッタ感に浸るワタシ。

『また登りたい!!』3人の声に(まさかの夏の恒例登山化決定…しないよね…そんな…まさか。)

以降の文章は原稿用となります。



富士登山行


3776m。静岡、山梨の県を跨いで立つ日本最大の独立峰、富士山。

5合目からはその頂は望めない。遥か。

一歩、一歩踏みしめる足が果てしなく続く様に思える。

100m上がる度、1℃弱気温が下がる。登ってる時は気付かないが、休んでいると肌寒く、更に登ると真冬の寒さを体感する。

8合目、標高3000m。幾度の噴火で流れ固まった岩漿が、険しい岩肌。岩稜地帯が山頂まで続く。

傾斜が増し、きつくなる。ふと振り返ると、その高度に驚く。

すでに森林限界を過ぎ、明確な尾根を持たない畏怖の山は、自分たちが進んできた高みを遮る事なくおしえてくれる。


山小屋で身体を休め、ご来光にあわせ山頂を目指す。夏を忘れさせる気温と、山沿に吹き上げる偏西風に晒され、疲労にグラツく足下に目を落とし、言葉少なく登っていく。『下ばかり見ないで、宇宙-ソラ-も観てください!』ツアーデェレクターの声に顔を上げると、無量大数の星の群れ。

『目の前にあるのはオリオン座です。』生まれて初めて星座を目の前で観た。

その目を下に降ろす。街を彩る人工光源が、様々な宝石の大海となって、遥か彼方に水平線を結ぶ。

雲が張ることが多く、下界を観れることは少ない。と、山行案内人が伝える。


久須志神社の鳥居を潜る頃、そらは白々。暖気によるのか、下方の山々、山中湖、河口湖、駿河湾から雲が生まれ、成長していく。

輝きの薄らぐ街が、波打つ様に広がる雲に飲み込まれていく。

一面、雲の海。その平線にオレンジ色の光が延びていく。光は次第に膨張し、太陽が覗きだす。

この後の感動は、筆を尽くしても伝えきれない。

”百聞は一見にしかず”   是非、富士登山を!!

| キミタン | 山登り | 11:40 | comments(0) | trackbacks(0) |










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